不労所得、経済的自由

経済的自由を達成する時に陥りがちな罠とは?

不労所得によって、働かなくても良い経済的な自由を目指す人は多いと思います。

 

しかし、そのプロセスを誤ると、目標の達成は覚束ないものとなってしまいます。

 

 

 

そもそも皆さまは、どれくらい不労所得を獲れれば、働かなくてもよい経済的な自由を達成できるとお考えでしょうか?

 

月に50万円くらいあれば良いかな!

 

いや、80万円は必要だな!

 

まあ、色々と意見はあるかともいます。

 

今日は、取り敢えず月に100万円を獲れれば働かなくても良い経済的自由が達成できると仮定することにします。

 

 

では、この100万円を不労所得として得るにはどのような方法が思い当たるでしょうか?

 

例えば、株式の運用で不労所得を得るなどとイメージされた方もいるかもしれません。

 

月々に100万円の不労所得ですから、仮に10%で運用できたとすると1.2億円が必要ということになります。

 

イメージの話ですので、税金とか手数料とかは省きます。

 

 

すると多くの方は、この1.2億円をどのようにして作ったら良いのかなと考えます。

 

丁度手元に銀行口座の通帳があったので覗いてみます。

 

すると、ちょうど500万円が残高としてありました。

 

 

そしてここから皮算用が始まります。

 

仮に毎年、倍々に資金運用が出来たと仮定すると、

 

1年目:1,000万円

 

2年目:2,000万円

 

3年目:4,000万円

 

4年目:8,000万円

 

5年目:1.6億円

 

おっ、倍々で運用できれば、5年で達成出来るな〜。

 

しかし、流石に倍々では運用できないから、50%に運用益を下げようかな〜。

 

いや、流石に50%は難しいから25%くらいにしようかな〜。

 

計算の精度において、程度の差はあるにせよ、このような安易な考え方で未来を描いていては、ほぼ不労所得によって経済的自由を達成することは困難です!

 

 

投資と言うのは、ある意味非常に怖い部分があります。

 

例えば上記の例で言うと、仮に4年目まで偶然にも倍々で資産運用が出来たとして、資金が8,000万円まで増えたとします。

 

しかし、5年目で投資に失敗してしまい、資金をすべて失ってしまえば、また1からやり直しです。

 

 

いや、私に限ってはそれはない!

 

誰もがそう言いがちです。

 

でも多くの方が、10年、20年という長いスパンでつつけて行くと、何れは失敗に出くわすことになると思います。

 

実際に私も、相当な保守的な投資を心がけていたつもりでしたが、ふとした所から足元が揺らぎ、大きな失敗を経験しました。

 

その辺りについては、このサイトでも触れてますのでご参考にしてみて下さい。

 

FX投資によってマーケットに翻弄された日々の地獄経験

 

 

何よりも危ないのが、成功を急ぐが余り、レバレッジに手をだし翻弄されてしまうことです。

 

レバレッジとは、上手く使えば、非常に大きな利益をもたらしてくれます。

 

しかし、失敗するとその損失は非常に大きなものとなります。

 

レバレッジが、「もろ刃の刃」と言うことは良く聞いたことがあると思います。

 

しかし、実際に失敗した人でなければ、その威力や圧倒的な負のパワーは実感として語れないと思います。

 

 

多くのレバレッジ投資は、それ相応のリスクが存在します。

 

FXの場合、想定以上の範囲で為替が動いてしまうと、ロスカットされてしまい資金をほぼ失います。

 

また、商品取引のように、限月が決められているものもあります。

 

仮に半年後が満期だとすると、含み益が出ていなくても半年後には決済されてしまいます。

 

当然、あと数か月後には市場が回復しそうだと思ったところで、容赦なく機械的に決済されてしまいます。

 

このように、レバレッジ投資は期間や為替や商品価格などの変動に、大きな制約を受けながらの投資を強いられます。

 

 

当然ながら、少ない資金で多くの利益を得たいと思えば思うほど、高レバレッジに気持ちが行きがちになります。

 

しかし、高レバレッジになれば、許容される変動幅はより狭くなります。

 

そのため、ちょっとした悪いニュースがながれると、あっという間に許容される変動幅を超えてしまう可能性があるため、何かあると直ぐに資金を引き揚げなくてはならなくなります。

 

そして、ちょっとしたニュースに一喜一憂し、マーケットに翻弄され始めます。

 

勿論、割り切って短期投資を実践するのも良いのですが、特に市場が荒れている時は、マーケットは教科書通りには進みません。

 

仮に中央銀行が金融緩和を発表したとしても、円高に進む時もあれば円安に進む時もあります。

 

その程度の金融緩和は市場として期待外れであり、自分としては円安に進むと思っていたが逆に円高が進行したりするかもしれません。

 

また、予期せぬ外国の政治情勢の変化によって、市場が想定とは逆方向に変動することなど日常茶飯事です。

 

他の人よりも確かな情報をより速く得ようとしたところで、プロの投資家に情報収集で勝てるわけがありません。

 

そしてある時、実際は投資をやっているつもりが、ギャンブルをやっているのとなんら変わらなくなっていることに気付かされるのです。

 

 

 

では、どのようなプロセスで考えて行けば、不労所得によって経済的自由を達成出来るのでしょうか?

 

そのためには、少し考え方の発想を変えてみる必要があります。

 

どういうことでしょうか?

 

・・・・・

 

・・・・・

 

 

先ほどは、どうやって月に100万円を得る資産を作るかという視点での発想となっていました。

 

そうではないのです。

 

そうではなく、100万円のインカムゲインを積み上げて行くと言う発想が大切だと言うことです。

 

言われてみればごく当たり前のことですが、これはとても大切なことです!

 

つまり、インカムゲインを生み出す仕組みを作り続けることが大切だと言うことです!!

 

 

仮にAさんと言う人がいたとします。

 

Aさんのインカムゲインの内訳が、以下のような内訳だったとします。

 

@20万円:不動産からの家賃収入

 

A10万円:駐車場から得る収入

 

B20万円:ネットビジネスからの収入

 

C20万円:輸出ビジネスから得る収入

 

D10万円:債権からの収入(←配当時期が毎月ではないとかそういうのは省く)

 

E20万円:株式の運用益

 

 

ここで重要なポイントがいくつかあります。

 

例えばB・Cなどは、資産の何%で運用益を得ると言った収入タイプとは異なります。

 

勿論、日々の労働は必要となってしまいますが、ビジネスの仕組みを作れれば、大きな資産が無くてもインカムゲインを積み増すことが可能となります。

 

また、仮にEの投資で失敗して全てのE資産を失ってしまっても、その翌月は@〜Dのインカムゲインは発生し続けます。

 

このように考えると、資産を持つと言う考え方ではなく、インカムゲインを生み出す仕組みを持つことが、如何に大切かと言うことがお分かりいただけるかと思います。

 

 

そして、このようにインカムゲインを得る仕組みを持つことが出来れば、無理な投資を行わなくても良くなります。

 

そうすると、投資においても失敗するリスクが低下し、結果としてインカムゲインを投資で再運用し、更に大きな利益を得るという好循環に入って行きます。

 

是非、実践してみて下さい!!

 

 

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