リーマンショック時に購入した外国株式の結果

リーマンショック時に購入した外国株式の結果

先日、「株式投資における夢の大化け株との巡り合い」という記事を書かせて頂きました。

 

その際に、筆者の体験の中で記憶では10倍以上になった銘柄は2銘柄だという話をさせて頂きました。

 

ところが、実は50倍近くに跳ね上がっている株式を、現在保有していることに気が付きました。(笑)

 

 

と言うのは、今日はちょっと早く帰ることが出来たので、以前から狙っていた外貨建債券の債券価格や為替状況等ちょっと調べたりしてました。

 

その際に、そう言えばリーマンショックの際にAIGの株を買ったんだがどうなったかなと思い、久々(数年ぶり?)に口座を開いて株価の状況を見てみたという訳です。

 

このAIGの株式ですが、記憶がある方も多いと思いますが、リーマンショックの際にAIG自体もほぼ破産状態になり、上場廃止になるかそれとも救われるかと日々ニュースで飛び交ってたものです。

 

当時、これ以上破産させて市場を混乱させることはしないだろうと言う確信から購入したものですが、まあずいぶん長い間寝かせてしまっており、余り注意深く株価の推移を見守ることを怠っていました。(笑)

 

で、当時幾らで買ったなと思って、証券会社のサイトで見てみると、取得金額が「1.12USD」となってました。

 

今、株価が48ドル位みたいなので、約50倍位になってたみたいです!!

 

まあ、購入時の為替が110ドルとなってましたら、円決済してしまえば大分目減りするのですが、恐らくは筆者の人生においても、あと1回位お目に掛れるか掛れないと言った倍率ですよね!!

 

とは言え、まだ売ってないので今後どうなるか分かりませんが・・。

 

 

で、ここまで書くと、凄く儲かったように思われるかもしれませんが、残念ながら大した額を投入してないので、利益額としては大したレベルではありませんでした。

 

と言うのも、別ページでFX投資の失敗談を記載しましたが、当時FXで1千万円を余裕で超す含み損を抱えていて、確かそのロスカットされる直前頃だったと記憶してます。
当時は毎日のように円高が進行し、その都度、筆者も追証の額が膨らみ、含み損が増え続けていました。

 

給与の度に追証を注入し、何とかロスカットされないように生きながらえる毎日だったのですが、こうした生活が長きにわたって続いていくと精神的に本当に辛くて、今でも思い出すと辛くなる時期でした。

 

そして、流石にエンドレスで追証を入れ続けるのに限界を感じ、もう多額の資金を失っても仕方ないので追証をいれるのはやめよう!ロスカットを受け入れよう!と覚悟を決め、手元には僅かな金額しかありませんでしたが、将来に利益をもたらす可能性の高い投資対象に金を注入することに切り替えようとしてして購入したのがこのAIGの株式だったのです。

 

正に、筆者としては悲しき投資の象徴と言っても良い株式なのかもしれません・・。

 

こうした事情もあり、本当に雀の涙ほどの資金しか購入は出来ませんでした。

 

今思えば、こうした自分にとっては辛い思いの象徴的な資産だったからこそ、余り見なかったというのもあるのかもしれません・・。

 

大した額を入れてなかったので余り気を留めなかったというのもあるかもしれません・・。

 

また、数年間は株価は戻らないので気にしなかったと言うのもあるかもしれません・・。

 

何れにせよ、自分で言うのもなんなんですけど、 数年間に渡っても保有資産を気にも留めなかったというこのも、ちょっとひどすぎだとは思いますね。(笑)

 

ただこうして振り返ってみて思うのですが、市場がヒステリックな状態の時に淡々と購入し、数年間寝かせておくだけの胆力があれば、かなりの確率でリターンを得ることが出来るんだろうなって思います。

 

 

因みに投資にタラレバは無いのですが、あの時FXの追証に金を回さず、こうした投資への資金注入に切り替えていたら、まあ今頃は確実に億万長者でしたね。(笑)

 

まあ、こうやってうまく行かないのが、投資の醍醐味と言ってしまえばそのとおりなんですが・・。

 

投資は難しいものです。(笑)

 

 

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