株式投資から得る不労所得で経済的自由は達成可能か?
今日は、株式投資で経済的自由の達成が出来るかと言うことについて書いてみたいと思います。
取り敢えず、この経済的自由の達成を、働かなくても1,000万円が入ってくる状態と仮定します。
この1,000万円の不労所得がが多いか少ないかは、話の趣旨からずれてしまうの気にしないで下さい。
株式投資の場合、原則としてインカムゲインは配当となりますので、仮に配当が5%/年で支払われるとすると、税金とか細かいことは抜きにすれば2億円必要ということになります。
では、この2億円の金を株式投資で作るのがどんな感じかと言うことについてざっくりイメージをしてみたいと思います。
もしあなたの手元に100万円の現金があるとします。
これを長期投資のスタンスで株式市場に投資したとします。
仮に好景気の波が5年に一回来たとして、その度に資金が2倍になったとすると10年後に幾らになるでしょうか?
税金やら手数料、複利の計算等、細かい前提を置きだすとイメージが付きにくくなりますので、それらの前提は全て省いたとします。
すると、結果は5年後に200万円、10年後に400万円となります。
全然、2億円には全く届きませんね。
仮に3倍だとしても、5年後に300万円、10年後に900万円となります。
15年後であっても2,700万円です。
まあ相当に乱暴な計算ですが、投資を一定期間やられている方は、上記の結果を出し続けることですら相当に難しいことを理解して頂けるかと思います。
ではどうすれば良いかと考えた時に、まず思い浮かぶのが投資資金を大きくすると言うことです。
著名投資家やファンド等は、多数の出資から資金を募りますので、同じ上昇率であっても得られるリターンの絶対額は大きくなります。
ただ、一般人にお金を出資して運用を任せてくれる人などいないでしょう。
他の方法として、レバレッジを使うと言う方法があります。
最近は、FXのみならず、CFD、Eワラント等、様々なレバレッジを使える投資が、個人でも出来るようになってきているので確かにこれは可能性はあります。
但しレバレッジは使い方を誤ると、私のように壊滅的な被害を受けてしまいますので本当に注意が必要です。
では、あなたはどうしているの?
そろそろそんな声が聞こえてきそうですね。
結果から言うとトータル的に、組み合わせて経済的自由を達成しようとしています。
と言うのが、答えになります。
「トータル的ってなんだよ!」と言う声が聞こえてきそうな気がしますが、これまでもこのサイトのなかでも触れてきましたが、私の中では株式投資だけで経済的自由を達成するのは非常に難しいと言う考えに至っています。
そのため、基本的には不動産投資によるインカムゲインやビジネスの種を作り上げて、インカムゲインを積み上げる努力をしています。
そして、それらから得た利益や給与から使わなかった余剰資金を、株式投資等に再投資して利益を得るように工夫しています。
投資での失敗は、経済的自由の達成に大きなマイナス要因となりますので、利益率は少し控えめにして大きな勝負には原則として出ないようにし、何よりも失敗をしない投資を心がけています。
またレベレッジも、高レバレッジは使いこなせる自信がないので、使わないようにしています。
正直なところ、私自身が行っている長期投資とレバレッジの相性はイマイチで、しっくり来ているのはETF投資くらいと言うのが正直なところです。
日本の証券会社で取り扱っている、レバレッジ型のETFは、余り銘柄がないのが残念ではありますが・・。
まあ、この辺りのことは話がそれてしまうのでやめておきますね。