投資は小さく始めることの重要性

投資は小さく始めることの重要性とは?

株式投資や不動産取引などを行うにあたって、最も強く伝えておきたいことは「小さく始める」方が良いということです。

 

当然、短期間で成功を収めたいという気持ちは痛いほど良くわかりますが、投資やビジネスは長期的に成功をおさめていかなければ意味はありません。

 

筆者の根本的なスタンスとしては、可能な限りリスクは排除し、言わば小さくコツコツと投資を続けて来ました。

 

勿論、このやり方だと時間的に遠回りしているのは分かっています。

 

確かにレバレッジ(=借金)のパワーは強力で、それを自分の力に取り込むことが出来れば、成功のスピードは格段に上がることは間違えありません。

 

しかし、一度冷静になって、よく考えてみて下さい!

 

投資やビジネスを行うにあたって、失敗しようと思って始める人はいるでしょうか?

 

税金の調整等、諸事情はあるにせよ、最初から失敗しようと思って始めた人はいないと思います。

 

そして成功の為に限りなくリスクを排除してビジネスや投資を行って来たはずなのに、それでも失敗をしてしまうものなので。

 

とても残念なことですが・・。

 

投資やビジネスを始めたばっかりな人にお伝えしておきますが、あなたも長く投資やビジネスを続けていけば、恐らくいずれは失敗を経験することになります。

 

ただ、悪くとらえないでください。

 

お伝えしておきたかったのは、この失敗を予め予想しておき、如何に準備しておくかが、その後の立ち直りのスピードや損失を小さくすることに大きく影響すると言うことです。

 

筆者自身もかなり慎重派なので、自分は失敗する可能性は少ないだろう。少なくとも大損する可能性は少ないだろうと思ってきました。

 

それでも大きな失敗をしてしまいました。(筆者の失敗事例については、このサイトで触れて来た通りです(その他にも多数ありますが・・))

 

まあ、恐らくは今後も何らかの失敗に出くわすんでしょうね・・。出来れば避けたいことではありますが・・。

 

こうした失敗で何よりも怖いのが、知識も薄い中で大きな取引に失敗し、そして大きな負債を抱えてしまうと、それをゼロに戻すだけで非常に多くの年月を使ってしまうことになり兼ねません。

 

もしかすると、一生を立ち直れないかもしれませんし、投資の世界から足を洗うことになるかもしれません。

 

そして何よりも自覚して欲しいのは、自分にはその可能性は無いと思っている人にでも、可能性はあり得るということです。

 

だからこそ、投資やビジネスは、身の丈に合ったものでなければならないと思うのです!!

 

実際に筆者も、株式投資や不動産取引を行う際は、小さな取引から始めました。

 

株式投資の場合は、ミニ株(単元未満株)での取引からスタートしています。

 

ミニ株(単元未満株)については、以前も述べたことはありますが、これは通常の株式の単位の10分の1や100分の1といった単位で購入できるものです。

 

例えば100万円の株式(100株)があったとすると、例えば10万円(10株)で購入できたりします。

 

流石に100万円はハードルが高くても、10万円であれば購入のハードルは下がりますし、仮に失敗した場合の損失も限られてきます。

 

流石に今は、ミニ株(単元未満株)を使うことはありませんが、投資を始めた早々にこの取引を使うことによって、投資の経験値を増やせたことは、今になっては非常に重要だったなと思っています。

 

また不動産投資においても、投資リスクを減らすため、中古ワンルームマンションの取引から始めました。

 

いきなり数千万円から数億と言った1棟買いの取引を行う場合、多額のローンを組む必要がありますが、サラリーマンの筆者にとっては余りにもリスクが高すぎます。

 

一方で、中古ワンルームマンションでは数百万円で実際に購入できますので、そのリスクは格段に下がります。

 

更にリスクを減らすため、その大半を現金一括払いで払ったので、仮に仕事が出来なくなって日々の給料が入ってこなくなっても返済に困ることはありません。

 

その他として、入居者が入らないことや家賃不払いなどがありますが、一応、家賃保証もついてますし、滞納の場合は不動産会社が肩代わりしてくれますので、その点もある程度リスクヘッジ出来ています。(不動産会社の倒産リスクや信用低下のリスクはありますが)、

 

火事や地震などのリスクもありますが、流石にそのレベルになると予測することは不可能なので、その場合、どれだけ持ち出しがあって、生活にどれくらいのインパクトがあるか把握しておけば、生活に困る事態に陥る確率は限りなく低くなっているかと思います。

 

このように投資やビジネスを行う時は、身の丈に合った投資やビジネスに徹し、それでも最悪のケースを想定し、失敗した時にどれほどのインパクトがあるのかを事前に把握しておくことが出来れば、中長期的に成功する可能性は限りなく高まってくるのだと思います。

 

そして大きな取引は、小さな取引を積み重ねて、知識の蓄積や経験を十分に蓄えてからでも遅くないと思います。

 

 

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