人を幸せにするための稼ぎか?自分を幸せにするための稼ぎか?
お金を儲けたいと考えた場合、他人を幸せにするために稼ぐのか、それとも自分を幸せにするために稼ぐのか、その軸足のおき方でその手法や目標は大きく変わってきます。
シンプルに考えた場合、人がビジネスをしようとする際に、自分は全く利益が得られないのが明白な中で、自分の労働力や貴重な時間を費やしてまで、他人だけを儲けさせるために必死に働いたりするでしょうか?
当然ビジネスですから、そこには相手が幸せになる見返りに、自分にも利益が還元されることを見越して、労働力や時間を提供しているはずです。
もし、自分の利益は顧みず、他人への利益だけもたらそうと言う人がいれば、詐欺の可能性が高いでしょうね・・。(勿論、ボランティアや肉親、本当の聖人など、自分の利益を顧みない人もいるので誤解のないようにお願いします。)
こう考えると、自分だけ幸せになりたいとか、お金を儲けたいと言っている人の場合、その人に対して利益をもたらそうと働いてくれる人は殆どいないでしょう・・。
少なくとも、経済的自由を達成出来るほどのお金を儲けることは難しいと思います。
ここで、またいつもの如く話をそらしますが、
サッカーでイタリア等で活躍された中田英寿さんが、著名なサッカー仲間を呼んできてチャリティーマッチをやってたことがあったのですが、覚えてますでしょうか?
試合も面白かったのですが、筆者がなぜ強く記憶しているかと言うと、そのビジネス構造の共感を覚えたからです。
テレビなのか雑誌で読んだのかは忘れましたが、これは単にボランティアではないということを言っていたと記憶しています。
何を言いたいかと言うと、仮にボランティアという扱いで私費を投じてチャリティーマッチを行った場合、当然莫大な運営費が掛ってしまうので、これを継続的に続けていくことは困難となります。
しかし、これをビジネスととらえ、しっかり収入と支出のバランスを取って行くことで、継続的な運営が可能となるのです。
当然、中田さんとしては大好きなサッカーに関われるのでご本人自体も幸せでしょうし、著名選手を間近で見られる観客を幸せにすることも出来ているのです。
他人を幸せにしつつ自分も幸せになれる、そう言ったビジネスの構造を作るのってホントに夢があると思いませんか?
ちょっと話を戻しますが、お金を儲けたいという言葉は、正直筆者も余り好きな言葉ではありません。
但し、人を幸せにするために、そのビジネスを継続するために必要なお金を稼ぎたいという考え方は、それは素晴らしいことだと思ってます。
そして、こう言った他人を幸せにすると言うところに軸足を置いた儲け方を考え実践して行くことは、結果として経済的自由を手にいれれるも増えると思うし、新しいビジネスが増えていくことで、他人ひいては世の中への貢献にもつながっていくものだと思ってます。
少なくとも筆者は、こうした考え方を軸足にして、経済的自由を目指していきたいと思っています。
経済的自由を手に入れたい、お金を儲けたいと考えるならば、まずはどのような手法で周りの人の望みを満たして幸せに出来るかと言うことを第一に考えて頂きたいと思います。
そうすることで、結果として周りの人が感謝の見返りとして、自分を幸せにしてくれるのです。